感想置き場

小説・ゲーム・稀に映画の感想置き場。ミステリーとBLとアサシンクリードが好き。

『アサシンクリード ヴァルハラ』感想

 超〜〜楽しかった!

 好きなゲームと面白いゲームとずっとそこにいたいゲームって微妙に違うと思うんだけど、このゲームは3番目かな。今までやったゲームの中でも指折りの楽しさ。

 今までのアサクリの良かった部分は残しつつ、微妙だったところは改善されて全体的に洗練されているからすごく遊びやすい。オリジンズでの狩人・捕食者・軽装の弓カテゴリが復活したのもそうだし、シンジケートやオデッセイでの集団戦がもっと組織的になった「襲撃」もそうだし、アサクリ1(私はやってないが)の「群衆に紛れ込む」が復活したこととかいろいろ。

 前作までは砦とか大規模な野営地をいくつも1人で攻略しなきゃいけなかったから、好機を待つための待機時間が死ぬほど長いとか同じことの繰り返しだとかでダレる部分がどうしてもあったけど、襲撃システムのおかげで正面から戦うことがやりやすくなったことがとても大きい。それでいていつも通りの単独潜入も選べるし、メインストーリー等で1人を強制されたりもするんだけど「またか」と思うほどの頻度ではなくてちょうどいい感じ(見つかっても仲間が加勢してくれるパターンがあったり)。クエストの都合で同伴者がいる時、ステルスで進む場合と正面突破する場合の両方のセリフがちゃんと用意されている細かさにも感動した。

 それらに加えて、居住地を築いてイングランドを支配するための同盟やら政治的駆け引きという新要素もぶち込んでくるというチャレンジ精神に痺れた。

 このゲームでできる全ての要素を全て合わせたらボリュームが半端ない(ただ進行不能・アプリケーション強制終了系バグが頻発するのだけはあんまり許せない)。

 まずヴァイキングの人生がリアルに体験できるという時点で他では体験できない楽しさがある。北欧神話自体は今でもそれなりに知名度があるけど、それが人生に根ざしていた人達のことを私は全然知らないから、彼らのやることなすこと全てが新鮮で眼を見張ることばかり。特にヴァイキングの、死を恐れない、むしろ勇敢な死を迎えてヴァルハラにたどり着くことこそが真の幸福という価値観を度々見せられるので、現代的な「死は避けるべきものである」という常識の中で生きてきた私とは根本的な基準が違うのだなとしみじみ感じた。そのうえ死後も永遠に戦い続けるなんて私は絶対に真似できないと思った。

 

雪の降る定住地は夢のように素敵f:id:pmoon1228:20210121064406j:image

 

バカみたいな量の酒を飲むミニゲームがある

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オーログというサイコロゲームも奥が深くて楽しい

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 あとやっぱり最高だったのはイングランドの情景!ギリシアがどうしてあんなに合わなかったのか未だにわからないけど、イングランドは本当に全てのピースがハマる感じがして落ち着く……(実際に行ったことはないのだけど)。霧の陰気臭さすら愛せる。木々の間から差し込む光!川のせせらぎ!花畑!そこに佇む石造りの教会〜〜!最高〜〜!

 

豊かな自然を横目にロングシップで優雅に川下り

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 昔から私は、キリスト教徒でもないのになぜか「死ぬまでここにに居たい……」と思うレベルで教会が好きだった。立派な作りのものはもちろん最高だけど、小さな村の超簡易的なものでも、ボロボロに崩れかけたものでも何でも好き。だから今回どこに行ってもその類いのものが絶対に見つかるので天国みたいだった。

 

そこら辺の町の教会でもこのクオリティ……!

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特にリンカンシャーは教会と治療所が並んでいるところが最高

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信者じゃないけど擬態のためならお祈りだってしてやるわ

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平屋の真ん中に十字架だけがデカデカと鎮座しているのも非常にグッド

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ド迫力のオールド・ミンスター

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 それからローマ帝国時代の建造物が本当に至る所にあって、9世紀のイングランドについては教科書でふんわり教わったことしか知らないのだけど、まだイギリスというよりローマの属州としての姿の方が強烈に感じられた。ローマの影響力の圧倒的強さを感じて感慨深い。

 アサクリでのローマ帝国関連はエジプトでカエサルに会ったことぐらいしかないから、華やかだったらしいローマ世界がどんなだったかはあんまり想像がつかない。しかしローマ製の彫像や建造物を見るとギリシアの息吹(?)のようなものが感じられて(ローマ文化はギリシア文化を参考にしているらしいため)、過去作のアレクサンドリアギリシアでの体験のおかげでまるで本当に当時生きていた人みたいに「この趣き懐かし!」なんて思えてしまうからアサクリが本当に好きだ。

 

こういう物が完全な状態だった時代を知っているから「兵どもが夢の跡」って感じがしてしまった

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「ルンデン=ロンドン」だとテムズ川の名前を聞いて初めて知ったので比較のために撮った地図 千年後にはここにタワーブリッジが立つんだって……!

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 そしてイングランドに生きる人々もノース人はもちろんのこと、デーン人サクソン人ブリトン人ピクト人ケルト人と本当に多種多様で、まさに「今混沌の時代を駆け抜けている!」という実感があった。街並みもヴァイキングのロングハウスやらキリスト教の教会やらローマ劇場やらが混ざり合っていて、そこで暮らす人々が宗教的な信条の違いや生活様式の違いで時に衝突し殺し合い、時に互いへの理解を深め尊重している様を垣間見ることができて、歴史の文字の羅列ではなくそれぞれの「人生」があったのだと感じ取ることができた。

 

ノースとサクソンとローマが共存する街ヨルヴィック

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 さらに現世だけでは飽き足らず、アースガルズ編とヨトゥンヘイム 編なんてものまである。 というか幻視クエストって言っても冒頭の予言シーンみたいに狭い特別マップでほぼムービーみたいなものを想定していたから、いざ行ってみてアースガルズとヨトゥンヘイムの広大なマップが用意されていると知ってびっくりした。
    アースガルズは信じられないくらい高い塔に吹きっさらしの玉座があったり、そうかと思えば神々が割と常識的な人間サイズで歩き回っていたり、猫の足音を捕まえる(!?)なんてことができたり、巨人が動物に変身して攻撃してきたり、現世とは違う新鮮な驚きが盛りだくさん(余談だが神々に恐れを抱けるのはそれが神秘だからであって、肉体や生活が具体的に描写されてしまうと「神々でも崖を登ったり降りたりするんだ……」とか「神々でもお使い頼まれたりするんだ……」とか「万物の父なのに知らないことあるんだ……」とか思い始めてしまって、畏敬の念のようなものはどうしても薄れてしまう)。

 

煌びやか過ぎ規模でか過ぎ(最終幕に撮ったので空が暗い)

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 それからまあ〜〜メインストーリー(シグルドとエイヴォル周りの話)が最高。続きが気になりすぎてなかなか止まることができなかった。夢中になっているせいでスクショを撮ることが頭からすっぽ抜けるレベルなのであまり写真が残らなかった。メインが面白いなら他がクソでも帳消しにしてしまうくらい私にとっては最重要事項だから、これだけでも今作には感謝している。

 序盤からエイヴォルさんがシグルドのこと大好きすぎて笑顔が止まらなかった。シグルドの言うことなら何でも聞く感がすごかった。そんでシグルドもエイヴォルさんを大好きすぎ。エイヴォルが俺を裏切るはずがない感がヤバすぎ。「いつでも近くにいて欲しいんだ」みたいなこと言ってくるし。蜜月か?

 でもプレイヤーはシグルドの人となりを知る前に「エイヴォルはシグルドを裏切る」なんて予言を聞かされてしまっているので、メタ的に考えてあんな壮大な演出も添えられた予言が外れるわけがないだろと勘繰ってしまっている。この幸せは今だけだと先んじて宣言してくるこの構成……。そのせいでシグルドを手放しで信じられないのにエイヴォルさんはどうにかして信じたがっているこのやりきれなさ……!悔しいけど面白い……!

 「国を外敵に売り渡したクソ親父なんか捨てて新しい土地でやり直そうぜ!」という希望に満ち溢れた旅立ちからのタイトルコールは痺れたわ〜。でも予言の件が尾を引いて、行く先に楽しいことばかりではないという予感も同時にもたらしてくる。「これからどうなっちゃうの〜!」という見事な引き……上手すぎ……。

 そして辿り着いた新天地イングランド。いくら戦が本分のヴァイキングでも現地人への根回しは必要だからと、どうにか同盟を組んでもらおうと鴉の戦士団の居場所を作るために東西奔走するエイヴォルさん。しかしシグルドとはどういうわけか別々に行動することが多くて、しかもシグルド本人は「エイヴォルに従っとけば大丈夫だから!」と全幅の信頼を置いたクソアバウトな指令を仲間にかましてさっさと行ってしまったので、もうここら辺から「これはエイヴォルの方の人望が上がりすぎて内部分裂的展開になるか?」みたいな予感がしてしまった(実際はレイヴンズソープ内でのシグルドが予想以上に好かれていたのでそういう方向にはならなかった)。

 

シグルドがエイヴォルのために用意してくれた個室 大事にされているのが丸わかりf:id:pmoon1228:20210121064137j:image

 

 そんな少しの疑念は残しつつも、同盟になってくれそうな人たちに一癖も二癖もありすぎ、エピソードもバリエーションに富みすぎていたおかげであっちこっち忙しいわ楽しいわでシグルドのことを考える余地があんまりなくなっていて、そういう体感が「会わない時間が続く間に相手の心が見えなくなっていた」というストーリーの説得力になっているのが上手いな〜と思った。

 チェオウルフ即位の時までは普通だったのに次に会ったシグルドは「俺は神なんだ!」とか言い出してサーガストーンとやらにご執心な様子で、エイヴォルじゃなくても「何言ってるんだ?ラリったのか?」と言いたくなると思う。「しばらく見ない間にどうしちまったんだシグルド!俺が各地を駆けずり回って同盟組んでる間に石ころ探してたんか!?」ってなるわ。

 しかも「俺は"神だから"この土地を所有する正当な権利がある」とかなんとか言うから、「土地を所有するのに力(金と権力でも可)以外の要素いるの!?」とびっくりしてしまった。これが王権神授説か……。よく考えたら正当な権利とか言い出したら移民にそれがあるのか?って話になるしさらに突き詰めれば人間が地面を"所有"できるという発想自体誰が決めたんだ?という話になってしまうから、人間より上の存在である神が認めたという設定が必要なのかもしれない。

 しかしおとぎ話でなく行動で信頼を勝ち取って人脈を築く大切さをエイヴォルを通じて肌で感じてきたプレイヤーとしては「必要なのは石じゃなくて利害の一致と繋がりを作ることだろ!夢見てんじゃねえ!」と自然に思うようになっている。構成が上手いな〜。

 それであんなに仲が良かった2人なのに口を開けばいがみ合いになってしまい、どうしてこうなってしまったんだ……と頭を抱えるしかない。

 しかしエイヴォルからしたら神だなんて馬鹿馬鹿しいと思うだろうけど、プレイヤーは「来りし者」とその子孫とアイータの生まれ変わりのことを知っているからあながち否定もできない。本当にシグルドが来りし者の生まれ変わりだったらと思うとどうしていいのかわからない!という状況で立ち往生していたら、そこにかの有名なアルフレッド王(cv子安武人)が!そのうえシグルドに「最強の戦士を捕虜として交換だ」って言われて「まさか……俺を厄介払い!?」とあたふた。そこから今度はフルケにそそのかされてシグルド自ら捕虜になってしまうし!?「自分から捕虜になりに行く首長がどこの世界にいるだァ〜〜!?」って叫びたかった。このクソボケふざけんなよ!ランヴィさんが「政略結婚だからシグルドが夫って実感がない。本当はあなたのことが好きなの」とか告白してきた時も、シグルドと修羅場になんかなったら集落が終わると思って断ったのに!

 まあ私としては罵りつつも「しょうがねえやつだなァ!」的なノリで助けに行くのでそこまで辛くはなかったが、その後のバシムとの会話でエイヴォルさんの「両親がいなくてもシグルドがいたから……今も……」というセリフを聞いたらウワ〜〜となってしまった。首長の座を狙ってるんじゃないかとかダグに疑われていたけど、エイヴォルさんは自分が首長になりたいなんてこれっぽっちも思ってないんだよ!シグルドがいたから1人じゃなかったしシグルドのためと思えば頑張れたんだよ!全ては仲間のため、みんなの未来と安定のためじゃないか!なんでこうなっちまうんだ!と暴れまわりたい気持ちになった。

 そうして探しに行った先ではシグルドの腕だけ見つかるという衝撃展開。実はシグルドの腕じゃないというフェイクかもしれないだろうと私が往生際が悪くいたら、手紙に堂々と「頭に万力を締めたら覚醒した」とか書いてあって「終わった〜〜もうダメだ〜〜!」となってしまった。次に会う時今までのシグルドはもういないかもしれないと思ったら会いに行きたくない気持ちが重くのしかかり、しばらく他の地域でグダグダしていた。

 それで集落でちょっと休も〜と思ったら次はダグおじさんの直訴!でも実際、首長の弟ってだけでデカイ顔しやがってって思われるのも一理あるし、集落になかなか帰らないであっちもこっちもとやってたのは事実。都合のいい時だけロングシップを呼びつけてたのも認める(システム的にそうなるように作られてるんだけど)。シグルド奪還が全然上手くいってないのも事実。だから「うわメンドクセ!」と思いはすれどダグだけが間違っているとは思わない。ただそれは「俺は神の子なんだ!」と唱えながら自分から捕まりに行ったバカにも言ってくれないか?

 その時のみんなの目があまりにも冷たいから「え、そんなに?そんなに俺ダメだった?」ってなったし、ロングシップに乗ってるやつらにも俺(エイヴォルさん)のこと信用できないと思われてるのかなと思ったら人間不信になりそうだった。そのイベントの後グンナルが「お前は正しいことをした」と言ってくれて救われた思いがした。でもレダにダグは愚か者だと言われたときは「悪口言われるのもそれはそれで腹立つな〜」と複雑な心境でもあった。相手が首長だとしても間違っていると思ったら指摘する人がいないと困るし、裏切られたとも別に思っていないから。

 色んな人に助けてもらってようやく取り戻したシグルドは、予想していたほど超然としてはいなかったけど何かが変わってしまっていて、エイヴォルさんと話しても違う世界の方ばかり見ているようでどうしようもない程の心の距離を感じた。あんなに目を輝かせていたイングランド制覇の野望にも全然興味がなさそう。そのうえ「もたもたしていたのはわざとだろう?」とか嫌味を言ってくる始末。その時のエイヴォルさんの「え?」という表情と声を聞いたら可哀想すぎて一周回って笑えてきた。全部テメーのためだっつーのに!

 「シグルドが興味ないのに俺は一体なんのために頑張っているんだろう……」と思いながらとりあえずウィンチェスターまで終了すると今度は彼から「ノルウェーに帰るぞ!」とのお達し。そのうえ「戦士の館で栄光を掴む!」と言い出した。戦士の館=死後の世界なので当然驚くエイヴォルさん。さらに「死ぬのではなく新たな世界へ行くのだ!」と力説され、わけわからなさが加速するにもかかわらず「この世界の内ならどこまででも付いて行こう」と言い切るエイヴォルさん。ここまで振り回されてなお揺るがぬ信頼と忠誠に感心した。どんだけシグルド大好きなのか。

 しかし向こうも救出直後のように突然癇癪を起こしたりせず結構普通に話せるし、神々の世界だけでなく現世の話題にもちゃんと反応してくれるようになっていたので少しの希望が見えていた気がする。それと冒険の最終局面で始まりの土地に再び戻ってくるという展開はやはり王道でテンションが上がる。てっきりハーラルとひと悶着あるのかと予想していたのだけど、もうノルウェーは過去の土地とばかりに決別をあっさり済ませたのは意外だった。

 その後はもう怒涛の展開で息もつけないまま走り抜けた。

 名誉ある戦死者だけが集まる楽園に辿り着いたと思ったら、結局そこは使用者の見たいものを見せてくれるバーチャルシュミレーターのようなものだったらしい。というかイスの未来的な雰囲気と北欧神話のファンタジー的雰囲気がなかなか結びつかなくて、最初に見たときはアース神族達の生きていた世界自体がバーチャルシミュレーションに過ぎなかったのかと思った。しかしその後アニムスの異常現象をやりきったら「大変動」=ラグナロクなのではないか?と思い至り、あの神話世界はあくまでエイヴォルさんにとっての常識というフィルターを通して見たイスの世界だったのかもという結論になった(オデッセイのDLCでも同じようなことがあったらしいが私はやってないからね)。つまりエピソード自体は本当にあったことだが、魔法っぽいものなどは要するに「発達し過ぎた科学はそう見える」みたいな話だったのかもしれない。

 でもそうするとあのバーチャル装置は一体何だったのだという疑問が残る。過去映像ではユグドラシル=遺伝子を人間の身体に移す場所のようだったけどシミュレーション要素はなかったから。

 

来りし者たちの遺跡に入った瞬間の圧倒的異質さを感じると痺れる

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一目見た瞬間「やばいところに来ちまった……!」と理解する巨大建造物 

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 それはともかくエイヴォルさんは「ここでの栄光など虚構だ」とおっしゃってシグルドと共にバーチャル世界から帰ろうとする(私はここで「それを言ってしまうと戦士の館とやらも"そういう設定"の虚構ということになるのでは……?」と若干の疑問が湧いたのだが、他のプレイヤーの感想とか後の彼の台詞等をみる限り、そこまで含めてエイヴォルさんにとって大切なものはそういうものではないと判断したのかなと思った)。

 たしかにシグルドの言っていたことは事実だったし、神(来りし者)の生まれ変わりだか子孫だかという話も本当だった(実はシグルド=テュールだということに他の人の感想を見るまで私は気がつかなかった)。しかし言ってしまえばそれは「かつてそうだった」というだけの話であり、今のシグルドに何か特別な魔法が使えるとかそういうことではなかったようだ(来りし者の因子が濃いと宝物庫を開けられるなどは確かにあるが、秘宝が絡まなければただの人とそんなに変わらなかったはず)。シグルドの話を聞くに、どうやら彼は今の自分に納得がいかないあまり「かつて偉大だった自分」という夢にすがりたくなってしまったみたいだった。そういう気持ちが時に起こってしまうことはもう……仕方がないとしか言い様がない。

 私の場合は選んだ選択肢が良かったのか少しの説得でシグルドも帰ることを納得してくれたが、過去に彼を殴ったり彼に強く反発したりしていたら離別する展開もあったのだろうか。

 そんなこんなでなんとかうまく行きそうで安堵していたら、そう簡単に行かせるかとばかりに「待てい!」と割り込んでくるオーディンとすったもんだしたり、バシムとかいう恨み野郎(後述)とすったもんだしたり大変だった。

 しかし何にせよ2人が前のように確かな絆で繋がり直せて本当〜〜に良かった。シグルドがエイヴォルさんのこれまでの頑張りをちゃんとわかっていてくれたことがわかるシーンには泣かずにいられなかった。
    バシムのことは前々から怪しんでいたので本性を表されたときには驚きはしなかったけど、味方だった頃の彼の踊るような戦い方を見て「こっわ……」と思っていたのでいざ敵対されると本当に厄介だった。ロープランチャーみたいなものも持ってるわ煙幕使うわエアアサシンしてくるわでやりたい放題。なんとか機械の中に閉じ込めたと思ったらなんと千年の時を超えて現代に返り咲いてきた!あの展開には度肝を抜かれたわ。まさかこれからはレイラの代わりにコイツなのか!?複雑な気分だ……。変なTシャツ着てんじゃないよ!

 

・主人公エイヴォルの話

 ヴァルハラ云々とか雪国の景色とかを見ているとスカイリムの思い出がよぎることが多いのだけど(スカイリムも北欧神話に寄せた世界観のため)、私はやっぱりプレイヤーが自分でストーリーを思い描くようなゲームよりも細部までがっつり主人公の人生を描いてくれる方が好みだと思った。その代わり主人公のことが好きになれるかどうかに全てがかかってしまうけど。

 その点エイヴォルさんは行動理念も性格も見た目も全体的に良いのでほぼ不快なところが無くてよかった。ヴァイキングだからもっと血に飢えているのがデフォルトかと思ったのだけど、戦わず話し合いで収める方向にも結構もっていく。異文化圏の人の話もちゃんと聞くのでデーン人ともサクソン人ともブリトン人ともそれなりに上手くやれる彼は本当にすごいと思う。

 というか「生まれ故郷を捨てて新天地で富と権力を得るぞ!」って意気揚々と来られても、もともとそこに住んでた人からしたら「来んなよ!生まれた土地で大人しくしとけや!」と邪険にされて当然な気がするので、相手の対応がトゲトゲしくてもあまり腹は立たなかった。こっちは略奪とか殺しとかしまくってるし……。まあサクソン人だって移民な訳だから「俺らの土地」と言い切るのは正確ではないという気がするが。

 

ノルウェーは綺麗なところだけどやっぱり人間が暮らすには厳しい

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 エイヴォルさんの中で略奪の正当性と「"俺たち"の国を守るために一致団結しよう」と呼びかけることのダブスタっぽさにどうやって整理をつけているのかが少し疑問。同じヴァイキングのルエドを「この国にとって害だから始末しよう」というストーリーの流れになった時、私は「自分たちの修道院略奪とかはノーカンなのか!?」と驚いてしまった。一般人でなく兵士しか殺してないと主張するのはわからなくもないが、それを差し引いても物資を奪われるとか家が焼かれるとかされたらたとえ命が助かったとしても結構エグくないか……?いいのか……(ワールドイベントでヴァイキングに家を焼かれ仕事を失った人たちが旅人を脅して身包みを奪う話が出てきて「ですよね〜……」と思った)?

 一応私の憶測では、エイヴォルさんとしては仲間たちの生活する場を整えることが目的だから、必要以上の殺戮がしたいわけではないのだろうと思っている。

 それに、生きるために奪うのが普通で人の命が現代よりもっと儚かった時代では「ここまでは許されるべきライン」というべきものが今とは違うというのもあるかもしれない。

 しかしそんな風に冷静に振る舞えるエイヴォルさんでも「もし戦わなくていい状況になったとしたら戦士以外の何をして暮らしたい?」と問われて「戦士だから戦うんじゃない。俺の魂が戦いを求めているから戦士なんだ(つまり戦わなくてもいいという状況自体がありえない)」と言い切るぐらいには戦いが大好きで、キレた時は本当に"殺る"ってところがやっぱりヴァイキングだなと思う。「目玉をくりぬいて狼の餌にしてやる」と言ったら本当に"やる"んだよ彼は。

 それと面子が潰れることに人一倍厳しくて、恐ろしいほど口が回るから罵倒のレパートリーがものすごく多いところがいい。口論詞とかいうフリースタイルラップバトルができるのも今作の超楽しいところなんだけど、プレイヤーは三択から選ぶだけだからできるとして、エイヴォルさんは韻を踏んだうえで相手に刺さる言葉を秒で考えてくるから敵に回したくないなと思った。

 

酒に強いけど泥酔すると未知への船出をしたがったり道端でもどこでも寝てしまうところが微笑ましい

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 しかしハムトンシャー制圧の最後のシーンで、エイヴォルさんが「死は死でしかない」と言い切ったのは結構意外だった。名誉のために死に、死後も戦い続けることが理想だというヴァイキングの信条にこれまでずっと従っていたのに。やはりあのオーディンとの決別が転機だったのか。「栄光や富や永遠の命以外の何を求めるというのだ!」と問うオーディンに「それ以外を」と答えたあの瞬間に決まったのか。キリスト教徒の生き方に触れたのも要因の一つか?

 歴戦の戦士であるグスルムが「戦っても戦っても満たされることはない。本当にこの生き方は正しかったのか?死後にあるのが永遠の名誉ではなく安らぎだとしたら?」と問い、エイヴォルが「死後の世界とは生きていた頃の後悔の写し鏡だ」と返すシーンは真理を突いているという気がした。

 死後の幸せを夢見るよりも今の後悔を一つでも減らすために戦うというのがエイヴォルさんの答えなのかな。結社クエストが終わった時ハイサムに向けた「俺は愛する者と愛してくれる者のために人生の一時を捧げる。お前のためにもな。」というセリフがすごくよかった(ハイサムがとっくに身内に入っているという事実も)。そういう結論は結構好きだぞ!
    大きな戦いのとき今まで同盟を組んだ人たちがエイヴォルのために駆けつけてくれて、彼らの顔を見たら各地でのエピソードの数々が蘇ってきて胸が熱くなった。だからこそ戦いの中でその何人かが命を落とすことがあると涙が止まらなかった(特にフンワルドが死んだこととヨールが死んで打ちひしがれるリュビナを見たのがかなり辛かった)。死んだ彼らはきっとヴァルハラにいると唱えることは「そうであったらいいな」という生者のための祈りであって、大切な存在を失った欠落はその祈りがあっても完全に癒えることはない。死後の幸せを信じるなと言うわけではないけど、結局「失わないように出来るだけ頑張る」しかないのかなという気がする。

 

・印象深かったキャラクターの話

 中盤までだったらやっぱりアイヴァーかな。あいつは本当に強烈なキャラだったわ。

 初対面の時、密偵の残酷な殺し方を見せられて「え、これ仲間?敵じゃなくて?」ってなった。仲間じゃなかったら速攻暗殺してるタイプの人間じゃないか。

 それだけならまだ血の気がちょっと多いだけで済んでたかもしれないけど……まさか戦いのための自作自演までするとは……。交渉の邪魔をされたところまでは、本当にロドリが畜生なのかもしれないしまだ信じるには早いというのは一理あるかもと思ってたのに!チェオベルトくんがせっっかくいろんな経験積んで武力も思慮も成長して、これからって時に!「アイヴァーにも素直なところがあるんですよ」って言ってくれてたじゃん!

 でもそんなことを言いながら、私は実はそこまでアイヴァーに腹は立っていなかった。なんというか「ヴァイキングの生き方ってつまりはこういうことなのかも」という気がしてしまったから。アイヴァーが特別過激なのは間違いないけど、何かのために戦うというよりも戦うことそのものが目的みたいなところは多かれ少なかれヴァイキングはみんなそうだし。だから、勇敢に死んだ者が死後オーディンの館に行くというのが本当にしろ嘘にしろ、そこまで行きたがっているならまあ死ぬ瞬間くらい夢見てもいいだろうと思ってアイヴァーに斧を渡してしまった。

 ただオーディンがコイツを受け入れてダグを受け入れないのだけは解せない。ほぼ同じようなもんだろ?あのジジイ、選り好みが激しすぎるだろ。

 

 オーディンもこのゲームに欠かせない存在だが、正直行動理念がよくわからない。ヴァイキングたちはコイツを信奉しているけど彼らはもっとわかりやすいから。

 まず初めに会ったときは「急に話しかけてきて誰だコイツ?」だった。次に字幕にオーディンって出てきて「風貌が案外普通のジジイ!」と驚愕。

 

ペルソナで変な格好に慣れてしまったからだろうな

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 エイヴォルさんはこのジジイの生まれ変わりらしいがそのままの性格ではないので意見の対立もしょっちゅう。仲間たちが「オーディンのために!」と勇んで戦う姿に「オーディンここにいますけど……そんなに尽くすような相手かな……?」みたいな気持ちになってしまう。重大な選択のときにいちいち話しかけてきて血生臭い方向に誘導しようとしてくるので「ちょっと黙っててくれないかなぁ!?」と言いたくなることが多かった。しかしメインストーリーラストでバーチャル世界から抜け出そうとするエイヴォルの前に立ちはだかって「ここにいれば未来永劫幸せでいられるのになんで!?行かないで!(意訳)」と縋る姿はヤンデレみたいでちょっと良かった。すげなく振られる姿まで見せてくれるとそんなに嫌いでもないと思えてくるから不思議だ。

 

 そして絶対に外せないのがバシム。ストーリーのラスボス的立ち位置だと思われるが、こいつに関してはいろいろ言いたいことがある。

 まず初めて会った時、誓いを立てるどころか信条を理解していないエイヴォルにアサシンブレードを授けてくれるので「え?そんな簡単に渡していいの?」と訝しみながらも、暗殺できないとさすがにアサシンクリードを名乗れないのでありがたく受け取った。アサシンのことを何も知らなかったらハイサムを気難しいやつと思うかもしれないけど、切り札を易々と公開されたら反発するのは当たり前よ(バシムを倒した後の教団からの手紙で、最近の彼が信条に対する熱意を失っていたという内容のことが書かれていたので、シグルドたちに信用してもらうことの方が重要になっていたのではないかと思う)。

 まあそこまでは「よく知らないけど親切な人」ぐらいの認識だった。しかし次に会ったときはもう既に「シグルドは私が調教しときました」みたいなツラで態度ドデカマンになっていて驚愕。俺のシグルドに変なこと吹き込みやがったのはお前か!?シグルドが囚われたあと、追跡するとは言うものの妙に冷静なので「アイツに任せておいて本当に大丈夫なのか……」と不安が芽生える。

 でもここまではまだ小さな不安レベルで、転機が訪れたのは修道士を誘拐して別の修道士に助けさせるというお芝居をしたとき。砦を制圧したあと財宝をいただくためにオーディンの目を使ってみると敵兵の赤い印が!イベントは終わったのに撃ち漏らしがあるなんてあり得るのかと疑問に思い見に行ってみると、なんと馬上のバシムではないか!今まで味方の緑の印だったのに!そのあと誘拐した修道士がなぜか服毒死を遂げてしまい、明らかに自分が死ぬことに驚愕していた死に方だったのにバシムが「自決されてしまったようだ」とか宣うものだから「コイツ……やったな……?」となった。

 そのときはシグルドを奪還させないことでバシムに何の利があるのかわからなかったけど、今考えると宿敵(と勘違いしている)シグルドが痛めつけられるのは望むところだし、ついでに神々だった頃の記憶を思い出してくれるなら好都合ということだったのかもしれない。

 この神々の記憶というのがすべての根源だったとあとで明かされるのだけど、私は幻視クエストは後でいいやと思ってそれまで一切やっていなかったのでバシムの一族を殺された話とか「息子を殺しただろ!」とか何が何やら意味不明。

 後にアースガルズに行って何が起こったのかは理解できたが、最初はロキの言ってることはほぼ逆恨みじゃないかと思っていた。狼に滅ぼされるという予言に怯えて国中の狼を殺そうとしたオーディンがやりすぎという話なら一理あるとして、檻から逃げ出した狼を追ったら襲いかかってきたから倒したのは仕方なく見えたから、それを「俺の息子をあんな風にしやがって!」とかキレられても知らね〜〜という感じだった。

 しかしテュールから「フェンリルは最初は優しい狼だったが我々の疑心と酷い仕打ちのせいで憎しみに支配されてしまったのだ」と聞かされ、さらにグレイプニルが無害だと嘘をついてテュールの腕まで犠牲にしたのに平然としているオーディンを見たら、このジジイもだいぶ悪いなと思い直してきた。確かに恐怖心に突き動かされるばかりでフェンリルを初めから悪いやつだと決めてかかっていたからね。話そうと思えば話せたはずの瞬間さえ不意にしてきたからこういうことになってしまったんじゃないの?こうなるとロキだけが悪いとは言えなくなってきた。

 当のエイヴォルさんもジジイの無情っぷりに引いていた様子で、やっぱり転生とはいえ別人格なので「全部お前のせいだ!」と突っかかられるのは可哀想な気がする。

 奇跡の生還を遂げたバシムおじさんは「子供たちを見つける」と宣言していたけど、子供たちも同じように転生しているのかね?そもそもイメージ映像でない実際のイスの世界でのフェンリルってどういう存在なんだ?彼が今後どういう行動に出るのか全く予想がつかない。

 

「絶対怪しいけどカッコイイから撮っとくか……」という衝動に飲まれた結果の写真

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 最後はもちろんアルフレッド王。

 でも最初に予想した人物像からかな〜り違った終幕を迎えてなんとなくスッキリしない何かが残ってしまったな。というか結社のトップ自らが組織を破壊してもらおうと他力本願なのってオデッセイと全く同じじゃないか!?テメーの組織の舵取りもできない人ってなるとよく言えば人間味があるけど悪く言えば小物くさいわよ!トップゆえの苦労というものがあるとしても!

 そしてイングランド制圧のフィナーレなのに相手は王でなくグッドウィンとかいうカスっていうこの……やるせなさ?当の王様は玉座を追われたら田舎でスローライフを満喫していらっしゃるし。

 

穏やかな顔でケーキなんか焼いてしまってるからね

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 「本当はこういう暮らしがしたかったのか……。」と思ったら憎めないような気がしてしまうけど、そんなことしながら元王は相変わらず「君もいつかは神に従うことになるよ」とかキリスト教徒の嫌なところバリバリ発揮してくるし。曇りなき眼で言ってくるところがめちゃくちゃタチが悪い。史実だとこの後デーン人に反撃して王に返り咲くらしいけどまあこんな強かな人がこのままで終わるわけないよねと思った。

 

・隠れし者の話

 「これもうアサシンじゃねーだろ!」とはオデッセイから叫ばれていたが、そこのところは私としてはもういい。暗殺者って実際地味というか泥臭いというか、耐える時間の方が圧倒的に長くて華々しさには欠けるものなんだろうと思うので、ゲームとしての新鮮さや爽快さを求めたらアサシン全振りはやってられないのはわかる。
    でもやっぱりアサシンクリードだから、ターゲットが提示されてそいつにどんどん近づいていく過程が他の何よりも一番楽しい!同盟相手との心温まる話とかもいいんだけど……いいんだけど!
    私がアサシンクリードで特に良いと思っている点は、隠れし者は単なる殺人鬼でなく人々の自由意志と健全な生活を守るという大義のために存在するというところと、潜入という孤独な戦いの中でも志を同じくする仲間が世界中にいると思えば頑張れるという、付かず離れずの絆があるところ。だから今作ではイングランドから撤退したかつての隠れし者たちの支部を発見できるのが最高に楽しかった。教団という大勢の中の一人ひとりに思いがあって人生があったという痕跡を感じ取れると心が沸き立った(隠れし者の装備が唐草模様っぽくてクソダサなのは許していない)。

 

支部の入り口付近に上空からわかるように印がしてあるのがものすごく好きなんだけど2つは見つけられなかったf:id:pmoon1228:20210121065657j:image

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最後に訪れた支部で爆発で壁を壊したらその残り火でシンボルマークが浮かび上がるとかいう小粋な演出

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 バエクとアヤのこととおぼしき物語を集落でレダが聞かせてくれるイベントがあったのだが、物語というものは聞く者にとってエンタメでなければならないので、諸所脚色されて妙に綺麗にされていたり省略されたりしている部分があることがどうにも居心地が悪かった。そういうときに端折られてしまうような細々としたものこそが個人を形作る一番大事なものではないかと思うから。生(ナマ)のままの書簡を読めるのとは全然違う。だから実在した人たちの人生を物語にされるのは私はあまり好きではないなと感じた。
   しかしハイサムの依頼を完了するとなんとバエクさんの声付きでアヤ宛の本物の手紙を読んでくれるイベントがあるのは度肝を抜かれた。
    別れるときは聞き分けが良かったのに未だに「お前は俺のイシスで俺はお前のオシリスだ」とか熱烈な恋文を送りつけていたのには笑ってしまった。大義よりも個人的な情を大事にするところが変わってなさすぎ。
    やっぱこれだよこれ!物語じゃ聞けない"リアル"がここにある!こういうのを求めていたんだ!
    

 本当に神ゲーと言って差し支えない楽しさだった。願うならバグがもっと少なければ!    

 最後に、このゲームで出会えた可愛すぎる動物たちの写真を載せておく。

 

犬を撫でたらしばらく付いてきてくれる神ゲーf:id:pmoon1228:20210121073331j:image

 

猫に頬ずりできる神ゲー

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部屋に狼が居着いてくれる神ゲー

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喋る白い鹿まで見られちゃう(ラリってるクエストだから)

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うさぎのことをロキだと思って一生懸命話しかけてる人マジで好き

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アースガルズではトナカイにだって乗れちゃう

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